長寿村の老人
エクアドルのビルカバンバ、パキスタンのフンザ、ロシアのコーカサスは世界3大長寿村として知られています。
このような長寿村の老人はかなり高齢になっても現役で働いていますから、老人の眠りについても実験室では得られない情報が得られるかも知れません。
幸いなことに、星薬科大学の大谷理事長は、エクアドル共和国のビルカバンバ村に病院を寄贈するなど村民の健康のために大変貢献されておられます。
大谷理事長の事業のお伝.いで、日本人博士らが現地に行き住民の睡眠調査を行っています。
ビルカバンバ村は、南緯4度にあり、海抜1500メートル(大気圧0.8気圧)で、年間平均気温が摂氏18~24度、湿度60%。
夏の上高地あたりを思い出してもらえばよいでしょうか。
このような気象条件が長寿に有利に作用しているのでしょう。
老人の睡眠ポリグラフ記録は最近盛んに行われるようになりましたが、すべて夜間睡眠だけであり、24時間のポリグラフ記録はまだ行われていません。
老人の眠りは幼児のように昼寝をする傾向がありますから、老人の眠りの実態を正確に把握するには24時間の眠りの分布を見る必要があるのです。